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神学的人間論入門 神の恵みと人間のまこと

教義学は、キリスト論と教会論に関心が集まりますが、本書で扱う分野の理解なくしてカトリック神学の真の理解はありえないと言われます。一般向けに書かれているので、この分野については本書から学んでみてください。
型番 978-4-902211-66-5
販売価格 2,200円(税込)
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  • 光延一郎

  • 290ページ /四六判 並製

  • 教友社 発行

  • ISBN978-4-902211-66-5 /Cコード:C3016


「創造論」「原罪論」「恩恵論」「終末論」「マリア論」──。
日本では類書が少なく、あまり取り上げられてこなかった
カトリック神学の伝統的諸科目への入門書。

単に専門用語を多用するだけの解説ではなく、
現代社会からの問い掛けにも応えつつ、生きた神学が語られます。
教義学は、キリスト論と教会論に関心が集まりますが、
本書で扱う分野の理解なくしてカトリック神学の真の理解はありえないと言われます。
一般向けに書かれているので、この分野については本書から学んでみてください。
『福音宣教』誌に連載された記事をもとに加筆修正したものです。

◎“Laudate”書籍の紹介:『神学的人間論入門〜神の恵みと人間のまこと〜』

初版発行:2010年10月19日

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もくじ


はじめに──「神学的人間論」とは?

第一部 罪と原罪
 第一章 罪が顔を現すとき
 第二章 「罪と罰」か「罪とゆるし」か
 第三章 人間は罪をゆるせるのか?
 第四章 原罪とは何か?
 第五章 罪に打ち克つ恵みの連鎖

第二部 創造と救い
 第一章 「原罪」から「原祝福」へ
 第二章 自殺は創造に対する罪なのか?
 第三章 創造信仰と科学
 第四章 創造信仰の意味
 第五章 コスミック・クライスト

第三部 終末論
 第一章 終末思想の幻
 第二章 終末と希望の地平
 第三章 イエス・キリストの終末論
 第四章 死と復活
 第五章 時間と完成への旅

第四部 恩恵論
 第一章 アメイジング・グレイス
 第二章 聖書の見ている神の恵みと「和解」
 第三章 「いのち」の力である恵み
 第四章 「義認」と「霊操」

第五部 マリア論
 第一章 アヴェ・マリア!
 第二章 神の母、おとめなるマリア
 第三章 聖母マリアと罪
 第四章 聖母被昇天と神の前での人間

参考文献案内(各テーマをより深めるために)


著者紹介


光延一郎(みつのぶ いちろう)
1956年、東京生まれ。
イエズス会司祭・上智大学神学部教授。
上智大学にて哲学・神学修士修了後、
フランクフルトのザンクト・ゲオルゲン哲学・神学大学にて神学博士。
研究テーマは、創造・罪と原罪・恩恵・終末・マリアおよびキリスト教的人間観と現代社会の諸問題。

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