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いのちに仕える「私のイエス」

遠藤周作『侍』を読みながら、ともに歩み、仕える神と出会う。
型番 4487232106
販売価格 1,650円(税込)
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  • 星野正道 著

  • 205ページ /B6判 並製(ソフトカバー)

  • オリエンス宗教研究所 発行

  • ISBN978-4-87232-106-7 /Cコード:C0016


遠藤周作の小説『侍』──
遠藤文学のなかでも最大の傑作と言われるこの作品を軸に、
現代日本の社会状況、そして日本人とキリスト教について概観する。
あわせて本作とリジューの聖テレーズとの比較を試みながら、
イエス、教会、福音宣教のあり方を見つめ直す。
それぞれの「私」とともに歩み、仕えてくれるイエスと出会うための一冊。

初版発行2019年1月15日

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もくじ


1.『侍』という小説と福音宣教
 教会はキリストのからだ
 『沈黙』への驚き
 作品中の時代背景
 植民地にするということ
 「侍」と呼ばれる人物
 作品に重ね合わせられたもの
 日本人の宗教観と宣教
 日本人元修道士との出会い
 侍が触れたキリスト
 アメリカインディアンの手紙
 インディアンにとっての土地
 土地がいのちに変わる
 奪い尽くされ砂漠となる
 かつて起きたことは今も起こる
 人間の神
   
2.イエスの心に触れる
 一匹のはぐれた羊として
 語れないその先にあるもの
 歴史の傷
 時代設定のポイント
 いつの時代にもある「戦」
 「私のイエス」との出会い
 みことばとの出会い
   
3.日本人とキリスト教
 作者が書いた日本の独自性
 日本人の強みと弱み
 利のためにはゆるす
 日本は「沼地」
 取引のなかでの福音宣教
 絶対を求めない文化
 存在しない「一人の人間」
 洗礼、元修道士との再会
   
4.神を受け容れる
 小さな変化
 侍のなかに見えるイエスの姿
 文箱から出てきた紙束
 捨てられた者として
 人間を通して語る神
   
5.侍とイエス
 日本を見る目
 日本とキリスト教との五つの時
 神は死んだのか
 金殿玉楼の教会とは
 福音書に見るイエスの心
 生活の同伴者と人生の同伴者
   
6.しらどり
 白い鳥が表すもの
 肉と霊
 神の計画と侍たち
 五嶋みどりさんの経験
 今生きている場所
 見知らぬ国へ
 仕える神
 十字架
 最後の者
   
7.『侍』とリジューの聖テレーズとの比較
 キリスト教を正確に伝えた人
 「ごく小さい者は、私に来るように」
 拡大志向の人間
 人間の中で動く打算
 小さくなっていく人間
 「犬」が象徴するもの
 神は決して見捨てない
 何も持たずに
 人間としてのたった一つの使命
   
引用・参考文献
あとがき


著者紹介


星野正道(ほしの まさみち)
1950年、東京・杉並区生まれ。
国立音楽大学卒業。ピアノを専攻。
聖アントニオ神学院卒業。哲学・神学を修める。
1993年、カトリック司祭に叙階される。
現在、東京教区司祭・白百合女子大学教授。

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