- 三好千春 著
- 256ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- オリエンス宗教研究所 発行
- ISBN978-4-87232-115-9 /Cコード:C0016
過去を知ることは、現在を知ることである。
──そして未来へ。
明治以降、神道を基盤として国家を建設していきたい日本に、
まったく異質な思想を持つキリスト教が宣教されていく過程とは。
第一、第二バチカン公会議を軸にその歩みをたどり、
教会の「今」が形作られた背景、経緯を紐解く。
初版発行:2021年4月15日
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目次
1 日本のカトリック教会と第二バチカン公会議
2 「ミカド」とキリスト教──邦人司祭養成
4 パリ外国宣教会の宣教活動(二)──巡回宣教師の活躍
5 日本人男性信徒の活躍
6 女性信徒たち
7 分水嶺としての一八九〇年(一)──欧化主義の影響
8 分水嶺としての一八九〇年(二)──「宗教」・天皇・帝国憲法
9 分水嶺としての一八九〇年(三)──「教育勅語」とキリスト教
10 分水嶺としての一八九〇年(四)──長崎教会会議
11 日清・日露戦争と日本カトリック教会
12 二〇世紀初頭の宣教不振打開策──日本人司祭・信徒を中心に
13 「第四階級」からの脱却を目指して
14 神社参拝問題
15 カトリック教会と「忠君愛国」
16 日中戦争と日本カトリック教会
17 日本天主公教教団
18 日本占領期のカトリック教会
19 第二バチカン公会議前夜の教会
20 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(一)
21 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(二)
22 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(三)
23 一九九〇年代以後──開かれた教会に向かって
参考文献
あとがき
付録
年表
日本教区の変遷地図
2 「ミカド」とキリスト教──邦人司祭養成
4 パリ外国宣教会の宣教活動(二)──巡回宣教師の活躍
5 日本人男性信徒の活躍
6 女性信徒たち
7 分水嶺としての一八九〇年(一)──欧化主義の影響
8 分水嶺としての一八九〇年(二)──「宗教」・天皇・帝国憲法
9 分水嶺としての一八九〇年(三)──「教育勅語」とキリスト教
10 分水嶺としての一八九〇年(四)──長崎教会会議
11 日清・日露戦争と日本カトリック教会
12 二〇世紀初頭の宣教不振打開策──日本人司祭・信徒を中心に
13 「第四階級」からの脱却を目指して
14 神社参拝問題
15 カトリック教会と「忠君愛国」
16 日中戦争と日本カトリック教会
17 日本天主公教教団
18 日本占領期のカトリック教会
19 第二バチカン公会議前夜の教会
20 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(一)
21 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(二)
22 第二バチカン公会議と日本カトリック教会(三)
23 一九九〇年代以後──開かれた教会に向かって
参考文献
あとがき
付録
年表
日本教区の変遷地図
著者紹介
三好千春(みよし ちはる)
愛媛県出身。援助修道会会員。
南山大学人文学部キリスト教学科教授。
専門は近代日本キリスト教史。
主な著作:
論文に『戦時下のキリスト教──宗教団体法をめぐって』(共著、教文館、2015年)
「カトリック教会と神社参拝問題──『エクス・イルラ・ディエ』対『マクシムム・イルド』」(『正義と平和の口づけ──日本カトリック神学の過去・原罪・未来』日本キリスト教団出版局、2020年所収)など。
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